CONCEPT

2017年 、13店舗中9店舗が空き店舗だった寿通り商店街。
寿百家店プロジェクトはその一角の2階建ての3物件(元美容室、元呉服店、元時計店)合計174.83㎡(52.88坪)をフルリノベーションしてはじまりました。

60年以上前に建てられた木造物件は、かつて1階は店舗、2階は住居として使われていました。その1階部分をテナント10区画に、2階部分を4室+LDKのアーケードシェアハウスへと生まれ変わらせました。

そしてコロナ禍においては現在の商店街は程よい密度でいわゆる「三密回避」にはうってつけのエリアとなりポテンシャル高い空き物件が偏在しています。オンラインで繋がることが浸透し、afterコロナにはNewnormalとしてオンラインの利便性は残るでしょう。
旧時代の衰退する百貨店や商店街に“新しい百家店”を定義つけるにあたり、オンラインの機能を付帯させることにしました。“リアルな場を仮想空間に併設”することで世界にも発信し、同時に地元にはマイクロツーリズムを促します。